2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧

Socialismo

今となっては懐かしいCUBA。キューバ。 わたしが訪れたのは2003年の夏だった。

忍びの卍

鈴木則文監督の『忍びの卍』を新文芸坐にて。 ニュープリント。原作は山田風太郎。 則文師、実はかなりヒッチコックなんじゃないかと思っているのだが、やはりこの映画もラブシーンになるとキャメラは回る回る。ぐるんぐるん。この映画、元は桜町弘子の一人…

隅田川

少し前、天気の悪い日の。

サイレンサー

公開中の『プレシャス』が誠実でとてもいい映画だったので、監督の処女作『サイレンサー』(リー・ダニエルズ・'05)をDVDで鑑賞。原題は "Shadowboxer"。 まあ下手も下手でハラハラしたが、野心は高い。虐待されていた子の話、ということでは『プレシャス』…

歌のある結婚式

友人の結婚式に出てきたわけです、昨日。機材かついで。 最近では『レイチェルの結婚』(ジョナサン・デミ)を見たときにも思いましたが、 やっぱり祝いごとには歌だよね、と思うわけです。 キリスト教の式では賛美歌、こじんまりとしたパーティーでは、友人…

女体

増村保造『女体』。 えらいタイトルのうえ、冒頭から浅丘ルリ子が悶えている。股を机に押しつける。机を噛む。机にかかと落とし。何が始まるんだここから。 岡田英次の無表情とルリ子のハイテンションでごりごり押すのはさすがに増村、しかし無表情とハイテ…

民三/ベロッキオ

石田民三『花火の街』。 「好きな人に好きと正直に言わないのは卑怯じゃありませんの」と、自分が片恋する男に言う女。妻の昔の男に「妻子は俺が養う」と声高に宣言した直後に、「あいつと会っただろう」と妻を問い詰めてしまう男。じっと溜めに溜めた思いを…

出発

さる映画作家に会った記念に日記を始めてみよう、と思い立ったわけだ。 見切り発車。 何度でも言うが、マルコ・ベロッキオ『勝利へ』は素晴らしかった。 音楽が過剰でさえなければ、さらに強い映画になっていたはずだが、それにしてもあの顔!