爆速!



シャンテシネにてジャン=リュック・ゴダール新作『ゴダール・ソシアリスム』。パンフで見ると、前作『アワーミュージック』日本公開から5年も経ってたのか……つい最近見たと思ってたけど。


とにかく爆速。より文脈なく、より軽やかに、より性急に。どんどん子どもと動物に近づいていくゴダール爺の映画が「子ども」と「動物」をフィーチャーするのは当然のことだった、とまんまとしてやられた感に満ちたことを言ってみる。風ボコボコという新しい遊びも発見、存分に遊ぶゴダール。めくるめく音響と映像で駆け抜けられて、次いつ見ようか、次はもっとじっくり、と考えて結果、何度も見てしまうことになる。あの爆速がもう一度見たくなる日もそう遠くない。明日?


※「ヤク」とか頓珍漢なことを言ってしまった末に「あれはアルパカではないか」と動物にも詳しい映画監督にご指摘をいただいて、そうだ!と思ってしまったのですが、結局リャマのようです。


ビーフハート先生、永遠に。